ご出資頂いたのは、住宅系スタートアップの株式会社ジブンハウス、ITコンサルティングの株式会社オープンソース活用研究所、戦略的PRエージェンシーの合同会社イーストタイムズと、資生堂ジャパン元社長の杉山繁和氏です。
シェアガントは、在宅勤務とオフィス勤務の社員が混在する「新しい働き方」の時代に、「誰が、いつまでに、何をやるのか」をガントチャートとチャット機能を通じて把握・管理(見える化)できるクラウドサービスです。
今回の出資は、シェアガントがアフターコロナ時代に果たす役割の可能性をご評価いただいたものであり、調達した資金を活用し、時代の最先端をゆく新たな働き方を可能にするツールの開発を目指します。
シェアガントは、11月26日、プロジェクト管理ツール「Sharegantt(シェアガント)」のβ版を発表しました。
Sharegantt(シェアガント)β版 https://sharegantt.com
シェアガントが生まれた背景には、新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が在宅勤務を導入し始めたことがあります。企業では、在宅勤務とオフィス勤務の社員が混在する働き方がニューノーマル(新常態)となっています。
そのような在宅勤務・オフィス勤務混在型の労働環境により、従来のような対面での仕事のプロジェクト管理を日常的に行うことができなくなりました。在宅勤務・オフィス勤務混在型の「新しい働き方」においては、仕事の基本である「ホウレンソウ(報連相)」も難しくなっているのです。
シェアガントを用いることで、在宅勤務者の仕事の量と進捗を「見える化」し、在宅勤務でもオフィス勤務でも滞りなく仕事を進められるように、シェアガントは新しい時代の「ホウレンソウ」の姿を提示します。
今回、シェアガントの可能性に共感する以下の方々から、ご出資いただきました。
新型コロナウイルスの感染流行によって、新築住宅の営業は劇的に変化しました。 離れていても、お客様と同じ目線で住まい作りをしていく必要性はますます高まったと痛感しています。シェアガントには、ユーザーエクスペリエンスとカスタマーサクセスを徹底的に磨いていただき、オンリーワンの体験価値を創造し飛躍されることを期待しています。
株式会社ジブンハウスとは https://jibunhouse.jp
「暮らしを変える、未来をつくる」をビジョンに、VR/AR等のテクノロジーを駆使して「自分らしい暮らし」の実現を提供する「ハウジングテック企業」です。「家族がもっと家族になれる家づくり」をコンセプトに、スマホでVR物件内覧や見積シミュレーション等ができる消費者向けの画期的なサービスを展開しています。
シェアガントは、フィンチジャパンの高橋代表をはじめとして熱意あるメンバーが集まり、フリーランス、スタートアップ、大企業のそれぞれの目線で多面的に働き方の変革を捉えることができるスタートアップだと思います。SlackやAsanaなどグローバル企業が躍動する市場で、独自の価値を確立してほしいと思います。
株式会社野村総合研究所(NRI)でITアーキテクトとして証券会社基幹系システム、証券オンライントレードシステム、損保代理店システムなどを担当。2006年、社内ベンチャー制度にて、オープンソース・ワンストップサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」を起業。2013年、NRIを退社し、株式会社オープンソース活用研究所を設立。2018年、ITによる本気の問題解決セミナー「マジセミ」を起業、マジセミ株式会社の代表取締役社長に就任。2019年、ID管理クラウドサービス「Keyspider」を起業、Keyspider Japan LLC 代表に就任。2020年、空飛ぶクルマの運航プラットフォームを提供するスタートアップ、エアモビリティ株式会社の執行役員CTOに就任。著書に、「図解入門ビジネス 最新オープンソースがよ~くわかる本」(出版社:秀和システム)がある。
シェアガントは、ウィズ/アフターコロナ時代の社会の流れを捉えた革新的ツールだと考えます。緊急事態宣言後、クライアント先に伺えないだけではなく、社員も出社できなくなり、業務は各自の自宅からの完全リモート態勢に移行しました。その際に直面したのが、非常に多くのプロジェクトが同時多発的に進行する際、リモートのメンバー間で、どのようにプロジェクトの管理や指揮をしていけばよいのかということでした。シェアガントの掲げる「新しい時代のホウレンソウ」は、次の時代の働き方を象徴するものになると確信し、出資を決めました。弊社と同じような課題を抱えている企業は多く存在すると思います。その企業を救う存在にシェアガントがなってほしいと期待しています。
合同会社イーストタイムズとは https://www.the-east.jp
東日本大震災後の東北を報道するため、2015年に元新聞記者らが宮城県仙台市で立ち上げた戦略的情報発信エージェンシー。ジャーナリズムの手法とアカデミックな理論をもとに、地域や企業の戦略的情報発信によるブランディングやプロモーションを企画・立案・実施し、ファンづくりや関係性構築などのPR構築支援を行なっています。
今ほど、働き方のあり方の見直しが根本から求められている時代はないと思います。シェアガントには、各社各様に抱えている様々な働き方の課題に則して、革新的なサービスで新しい働き方をリードくださることを期待しています。
1987年早稲田大学教育学部卒業。ライオン株式会社 マーケティング本部 市場情報部、日本コダック(1996〜99年)、日本ケロッグ(1999〜2001年)を経て、日本コカ・コーラ株式会社 経営情報部 統括部長などを経て、2009年株式会社資生堂に入社。経営企画部 市場情報室室長を務める。2012年執行役員に就任し、企業文化・宣伝制作を担当。2014年 国内化粧品事業マーケティング領域、CPBグローバルユニット担当。2015年より、日本事業本部コスメティクスブランド事業本部長。地域本社資生堂ジャパンの設立に伴い、2016年1月からは同社のコスメティクスブランド事業本部長を兼務。2017年1月1日付で資生堂ジャパン代表取締役 執行役員社長に就任。2020年1月資生堂ジャパン副会長を経て、2020年7月1日からSENマーケティング事務所代表。
クラウドサービス「Sharegantt(シェアガント)」は、在宅勤務・オフィス勤務混在型の働き方において、クラウド上にあるガントチャートを軸にコミュニケーションすることによって、在宅勤務の社員であっても、オフィスに出勤しているのと同じように、仕事を進めることができるツールです。
シェアガントは、チーム全体のガントチャートを、社員一人ひとりのガントチャートに展開(シェア)できます。チーム全体のガントチャートと社員一人ひとりのガントチャートを連動させることにより、プロジェクト管理者は、プロジェクト全体の管理と、個々の社員への進捗状況の把握・指示ができます。社員は、自分が「いつまでに、何をやるのか」を常に把握できます。その結果として、シェアガントを活用することで、ニューノーマル時代の「ホウレンソウ」が可能になります。
株式会社シェアガントは、2018年5月、フリーランスなどの「新しい働き方」を支援するツールを開発する会社として設立されました。仕事で上手くいったやり方をシェアするツールが開発できないかという目的で開発されたのが、この「シェアガント」です。「シェアガント」を通じて、「新しい働き方」、そして、新しい生活の仕方をアフターコロナの世界に提案していきたいと考えています。
株式会社フィンチジャパンは、大手コンサルティング会社出身の代表の高橋広嗣が、企業の新規事業という「ビジネスフロンティア」を企業とともに開拓することに使命と意義を感じ、2006年に設立した会社です。企業の新規事業とは、既存事業の延長ではなく、企業がこの先も存続するための経営資源を増やすことであるという考えのもと、新規事業開発に対する独自の理論を構築し、企業の新規事業立ち上げ支援や、自らスタートアップに投資することによる新規事業開発を行っています。